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(前回までのあらすじ)新千歳空港に着きました。
空港から札幌まではJRで行きます。札幌駅付近に、宿泊するホテルと、公演会場があるのです。
空港までJRが通っているので、徒歩で駅まで行きます。寄り道をせずに駅まで行ったので、電車の座席に座ることができました。キャリーバッグを持っていたので、邪魔で申し訳ないなあと思いながらも、通路側に置きました。周囲を見回してもキャリーバッグを持った人ばかりだったので、大体が道外からの人のようです。
電車が動き始めました。座席の向きと反対方向に進みました。背もたれをガチャンとやって座る向きを変えるタイプの座席だったのですが、道外からの人ばかりだったので、誰も進行方向がわからず、車両内の半分以上の人が反対向きに座っていました。異様な光景でした。
外を見ると、一面が白でした。当然のように雪が積もっています。2月の北海道には、雪が積もるのです。家も雪に備えて、若干強そうに見えました。屋根に傾斜のない、四角い家が比較的多く、壁も窓も厚そうに思えました(実際どうなのかは知りません)。「これが北海道の家かあ。」と、感慨深く思いました。でも同じ家を北九州で見ても何とも思わないと思うので、たぶん気分の問題です。
ずっと雪景色が続くので、輝度が高過ぎて目がチカチカしました。僕は夜のコンビニの蛍光灯や、夜の自動販売機の明るさでも目がチカチカするので、高過ぎる輝度に弱いのです。でもせっかくなんだからと思って、外を見続けていたら頭が痛くなってきました。スマホをいじることにしました。
極寒の北海道を想定していたので、空港でヒートテックを着て、ズボンの下にはタイツをはき、靴下も2枚装着していました。上着もダウンのついたもこもこしたやつです。でも、まわりを見てもそこまで重装備の人は見られず、北九州の寒い日の服装とそう変わりませんでした。僕は電車内で、汗をだらだらかきました。想定を失敗しました。
汗だくで札幌駅につきました。まず駅構内に、「←東口改札」「西口改札→」という案内表示があります。どっちに行けばいいのかわかりません。別の種類の汗が出ます。事前にもらっていたホテルの地図を取り出し、一応見比べてみます。わからないけれど、東口改札から出ることに決めました。すると改札の外に、さらに「←南出口」「北出口→」という案内表示があります。どっちに行けばいいのかわかりません。ホテルの地図を取り出し、わからないけど一応見比べてみます。わからないなりに北出口から出ることに決めました。すると、合ってました!25%の確率を勝ち取りました!あれ、12.5%かな?どっちでもいいや!(本来は確率に賭けるものではなく、ちゃんと地図を見て100%の確信を持って進むものだということは、その時の彼の頭には微塵もなく、まったく無謀なことをしたものだなと、のちに藤原達郎は当時を振り返った。)
札幌駅から徒歩数分で、宿泊するホテルにつきました。第一印象は、日本語をしゃべる人が少ないということです。雪祭りのシーズンだったので、観光客が多いだろうなあとは思っていたのですが、ここまで外国の方が多いとは思いませんでした。でも中国や韓国からの観光客の方が多いので、パッと見ではわからず、しゃべる言葉を聞いて、あ、そうなのか、と思わされます。
チェックインをするためにフロントに行きました。フロントの人から、「藤原さまは2名様ですか?」と聞かれました。ホテルの手配は、北海道の制作の方にやってもらっていて、急だったのでよく理解できず、「いいえ、私は一人です。」と答えました。誰も僕が二人いるとは思っていません。どうやら手違いで、2人分の予約となっていたようです。1人分に変更してもらい、支払い金額を提示されたのですが、やはり北海道の制作の方から教えてもらっていた金額の倍になっています。やばい、そんなにお金、持って来てない、と思いました。手に負えないと思って、北海道の制作の方に連絡し、ホテルの方と交渉してもらって、ことなきを得たのでした。
けっこう書いたと思うのですが、ようやくチェックインした所です。3泊4日だったのですが、まだ初日の15時頃です。飽きなかったら続きを書きます。
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