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(前回までのあらすじ)ペイチャンネルが閲覧できるようになりました。
ペイチャンネルが閲覧できるようになったこと自体に満足し、じっくりと見入る時間もなかったので、コンビニを探すために外に出ました。これから稽古場にお邪魔することになっていて、夜までに絶対おなかがすくと思ったので、近くのローソンでおにぎりとカラアゲを買いました。せっかくの北海道なんだから、おいしい海鮮とスープカレーは食べたいなあと思って来たのですが、北海道での1食目はローソンのおにぎりとカラアゲでした。
コンビニから戻って来ると、ホテルのロビーに、コーディネーターのHさん(スタッフさんの中には、こんな場で名前をさらされて、個人を特定されるのが嫌な方もいらっしゃると思うので、便宜上、イニシャルにしました)と、優秀賞を受賞された、劇団非常口のS田さんと…非常口のS田さんは島田さんしかいませんね、島田さんで行きます、島田さんと、同じく最終候補に選出された粟飯原さんが、すでに待っていました。コンビニに行ってる場合ではありませんでした。ちなみにコンビニに行っていたのは、大賞を受賞されたF原さんです。
みんなで名刺交換をしました。僕は会社の名刺しか持っていないので、「株式会社○○ △△課」という肩書きの入った名刺を渡しました。みなさんに若干の戸惑いがうかがえました。今回のために演劇用の名刺を作ることも考えたのですが、平日にお休みをとって来たため、前日までの仕事が異常に忙しく、もういいや、と思って作らずにやって来ました。後悔しました。
みんなで稽古場に向かいました。僕はおにぎりとカラアゲを食べながら歩きました。みなさんからの第一印象が「行儀の悪いやつ」になってしまいましたが、背に腹は代えられません。Hさんが地下街を縫うようにして進んで行きます。まったく道が覚えられません。帰り道は同じホテルに宿泊する島田さんを頼ろうと思って、島田さんの方をチラッとみたら、島田さんも道がわからないようでキョロキョロしていました。そりゃそうだ、と思いました。思うばかりで、僕も島田さんも粟飯原さんも、人見知りをしてあまりしゃべらないので、Hさんが気を使っていっぱいしゃべってくれました。でも緊張と人見知りの相乗効果で、何をしゃべったのか全く覚えていません。「おにぎりとカラアゲをもぐもぐやっているから、しゃべることが困難な人」を装いました。小道具って便利だなと思いました。
地上に出ました。車道の脇に雪がうずたかく積まれていて、除雪の跡がありありと伺えました。歩道には雪が残っている所とそうでない所があり、雪のない歩道の下には熱を発する何かが組み込まれていて、雪を溶かすのだそうです。素直な驚きの声が出ました。
大通りから少し外れた道路には、雪が固まって氷のようになっている所がありました。Hさんが「あ、それ、死ぬやつなんで気を付けてください。」と言いました。「死ぬのか…」と思いました。たぶん島田さんも粟飯原さんも思いました。そんなことを思っているそばから、僕がすべりました。でも、こけませんでした!なぜならこの日のためにABCマートで購入した6900円のウォーキングシューズを履いていたからです!スニーカーで来なくて本当によかったと思いました。
稽古場につきました。
次あたりでようやく、演劇のことに触れられそうです。また書きます。
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